2009年12月30日水曜日

続・クリーク散歩.9 12月30日

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 ここ2,3日雨模様であった。
 今日は晴れ間が見えるので自然林へ行ってみる。
 大土塁の斜面に植えられた土留めの緑が青々と伸びはじめていた。

 中ほど、自然林へ入る小道を見てみる。
 周囲がもしゃもしゃしてきている。



 大土塁を降りて、道を確認する。
 2,3日の雨ではどうこうということはない。



 入ってみる。





 ここが別れ道。
 右へいけば作業道へ、左ならクリークへ出るはずである。



 左へいく。
 夏場なので、道がついている。
 冬場だと、草におおわれまるで地面が見えない。



 が、その先で水没する。
 ワーキングシューズではムリ。
 これから先はゴム長靴が必要になる。
 引返すことにする。



 あちこちでくぼ地が水路に変身している。



 もと来た道を引き返す。



 大土塁から自然林をみると、アイビスが群れている。







 あっちこっちにいて、数えてみたら十数羽ほどいる。


 大土塁からビゲラ・クリークの取水口を見てみる。



 こちらは流出口。



 下へ回ってみる。
 丸管の半分くらいの水量で激しく流れ出ている。




 ここがビゲラ・クリーク・ウオーターズ・クリークの始点になる。

 せっかくですので、ここからセントラル・ストリートの「ALDI フードストア」まで追いかけてみましょう。
 ちょうど、先般歩いたところを下流に向かって進むことになります。



 アイビス・コロニーの真下はところどころ水没中。



 オルセン・アベニューをくぐる。
 仮称「クイナ通り」へつうじる角パイプも半分ほど水で満ちている。



 クイナ通りはとうとうと流れている。



 この水の流れでは、クイナは姿を現さない。
 と、そんな気がする。
 クイナというのは静寂さが必要な鳥のように思えるのだが。

 クイナ通り名物、トカゲ。
 こいつには間違いなく会えるので「トカゲ通り」でもいいのだが。
 でも、やはり「クイナ通り」の方がいいだろう。
 「爬虫類は大嫌い」という人も多いだろうから。
 とはいえ、クイナとトカゲがセットででてくるのが特徴の遊歩道でもある。



 クリス・イヨマンズ公園横で、ガバーメント・ロードをくぐる。



 反対側に渡った瞬間、土手に居た鳥が大きく飛んだ。



 向こう岸の緑地に逃げた。



 シラサギである。
 ダイサギである。
 と、思った。
 が、帰ってきて調べてみたら、チュウサギである




 チュウサギを見るのは初めてである。
 遠くからみるとダイサギもチュウサギも同じに見えるが。



 この木に、クカバラがツガイで止まっていた。



 拡大するとこうなる。



 対岸に第二遊歩橋と餌場が見える。
 今日は鳩しか見えないようだ。



 例の倒木をくぐる。



 そして、第一遊歩橋に出る。



 遊歩橋からの下流への流れ。



 広々空き地に出る。



 そして、2度目のガバーメント・ロードへ。



 右手の緑地の奥がクリーク。



 ここに例の、芸術品ともいえる、ピーウイーの巣がある。
 この雨に濡れて漆黒に見える。
 ほれぼれとする、匠の技である。
 この巣、どのくらいの期間原型をとどめるものなのだろうか。
 興味のあるテーマである。




 「ふくろう小道」に入る。
 もう再びあの「ムゲイ&ムクッチ」に会うことはないだろう。
 そんな気がするのだが。
 けっこう、楽しませてもらった。




 「ALDI」フードストアが見えてきた。




 <おわり>


◇].
 ちなみに対岸の、「がいこつ通り」を行ってみる。
 下が入り口。





 途中の右の民家に気象観測機器がすえつけられている。
 気象予報士でも住んでいるのだろうか。



 「ALDI」が見えてくる。




● 上流を


● 下流を:数キロもせずに内海にそそぐ



 野鳥余話 [home]
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◆].「続・野鳥 余話」はこれをもって終了します。






[☆ 付録 2002年2月14日]





 2月の始めに大雨が降った。
 この街の水瓶である Hinze Dum (ハインツ・ダム)がオーバーフローしたほど。
 数日たってから大土塁へ行ってみた。
 自然林への道は水浸しになっており、長靴でないと入れない。
 取水口の上にまで増水したあとがあり、ここらあたりが完全に水面下になったことがわかる。
 ということは、自然林の向こうの水源緑地は池あるいは湖に変貌していたはずである。
 写真に撮っておきたがったが、残念なことをした。










[☆ 付録 2002年3月2日]

 ここ3日ほど雨が降り続いている。
 テレビでは「BIG WET」と言っている。
 よしそれならばと早速雨の合間をぬって自然林はどうなっているか見にいった。
 完全に水没、とても自然林には入れない。
 道路から写真を撮ってみる。






 これはゴルフ場前の四つ目の上あたりになる歩道から撮っている。
 緑地方向に向けて撮っているが、下生えの草々は完全に水没している。






 四つ目の上の歩道からから自然林を見る。




[☆].
 翌日(3月3日)は雨が上がったので、夕方、観察にいった。
 上の写真の小さなものはその時のものです。
 約30時間後の状況になります。
 これから見てみると、水位は1mくらいではないかと思われます。

 下の写真は同じく3月3日で、クイナ通りです。
 といっても此処の先住者であったナンヨウクイナは昨年末の大雨でながされてしまった。
 代わって住み着いたのがネッタイバン・ファミリー、4羽。
 生い茂った水草の下で生息していた。
 が、今回の雨でその水草はなぎ倒されて、写真のようにモシャモシャだったクリークはえらくスッキリしてしまった。
 おそらく、ネッチバンも濁流に飲み込まれ、押し流されてしまったのではないかと思われます。
 とすると、次は何だろう?

 なを、ここにはたくさんのトカゲがいました。
 おそらく、ヤツ等も流されてしまったのではないだろうか。





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