2009年11月19日木曜日
Multicultural Festival 2009 その4
3番目にして、最後が日本村のステージ。
といっても、芝生の上にちょっと床を上げて張っただけのもの。
野外ステージのため、雨天は中止になる可能性が高い。
まずは、恒例の琴。
メインステージを終え、こちらに回ってきた。
今、この街で日本文化発信力のパワーがあり、最も優れた集団というと、この「なごみの会」。
忙しいらしい。
なにしろ、挙げてマルチカルチャーなるものに取り組んでいるお国柄。
教育分野にもそれが浸透している。
それにつれてなごみの会の出番が多くなる。
小学校から観光協会、老人ホームや各種機関まで、ありとあらゆるところからお声がかかるらしい。
週末のみならず小学校ともなれば平日にも出向かなければならない。
大きな琴を車に積んで、サンシャインコーストからツーウンバ、NSWまで。
ゴルフはスポーツの面からいうと、ゲートボール並みの「老人親睦会」で文化発信力はゼロ、ひまつぶしの健康体操みたいなものである。
自ら「老いたな」と自覚したとき始めるスポーツ。
それから比べると、この人たちは大変だ。
本人たちにとっては単なる趣味であろうが、最終的に知らぬ間に日本文化を背負ってしまっている。
それだけの期待があれば、また努力精進できるというものだが。
琴の先生を中心にしてできた、ちいさなグループのようであるが、いまや、この街における日本文化発信の頂点に立っている。
早晩、若者たちを中心にした「和太鼓 絆」もそれに加わって、二輪体制になっていくと思うが、それにしても女性パワーはすごい。
若者と女性。
ちんたらゴルフなんぞの老人スポーツにうつつを抜かしている男性人は、そのうち裏方に追いやられていくであろう。
この国(QLD)の首相は女性である。
日本も、ダメな男に変わってしっかりした女性首相の登場が望まれるところである。
<ちょっと過激に、正直過ぎる書き方になってしまったが>
琴については、以前に書いていますので割愛します。
さて、カメラを引くと、左に模擬店が見える。
イベントで楽しいのは、この模擬店を覗くこと。
そして、いつものように「タコヤキ」を買う。
これを食べるのが、また楽しみ。
ホッツホッツホー。
出来立て。
口の中が熱い。
5ドル50セント、日本円で450円といったところか。
「ジャパニーズ・カルチャーはタコヤキだ!」
と言っても、誰も納得しないだろうが。
世界に発信された和食の華は「スシ」。
ときどき、スシ屋へいく。
ご注文は?
まず、ウドン。
ウドン?
そうウドン。
おいしい汁をすすり終えて次は。
タコヤキ。
タコヤキ!
そうタコヤキ。
勝手にしろ。
その次は、アジフライ。
?
最後にやっとスシ。
「何にしましょう」
「ウメキュー(カッパに梅干を和えたもの)」
オワリ。
スシって、そういうものでしょ。
生魚のスシは?
ナマザカナ?
そいつは「ゲテモノズシ」だ。
<つづく:長くなりそう、何しろ500枚の写真を整理しないといけない>
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