2009年11月15日日曜日

「野鳥カレンダー」を贈る? その1


● 「野鳥と遊ぶ カレンダー2010」



 小包が届いた。
 姉の娘(つまり姪)に頼んでいたものが送られてきたのだ。
 表にはプリント印字で「*870」とある。
 以前もらった小包は、周りをべったりと送料分の記念切手が貼ってあった。
 ぐるぐる楽しんで日本の今を堪能したが、あまりに華麗なのでどこから開けてよいやらためらったほど。
 プリント印字なら気楽にバリッツとあけられる。



 でもその前にやることがある。
 税関で検閲されたかどうかである。
 シールが貼られていない。
 なんとも珍しい。
 開封されていないのだ。
 過去の記憶からいうと小包は100%開けられるものだと思っていた。
 テロ対策だからこれはしかたがない。
 が、これが開封されなかったということは、妖しそうな小包だけが、開けられるということか。
 それとも、受取人でなく差出人の怪しさで開封されるのであろうか。
 確かにそれは言えそうである。
 私宛に送られてくる小包の差出人は確かに怪しそうである。

 開けてみる。
 出てきたのが、びっくりカレンダー。
 ウオーと叫ぶことはしなかったのだが、内心バワーンとしてよくわからなかった。
 何とこのサイトの題である「野鳥と遊ぶ」の写真のカレンダーが出てきたのである。
 ウーンと考え込んだ。
 ナニを考えるのかが分からずに考えこんでしまったのである。
 ただ、ウーンと考えこんだ。
 「ホホホ!」なのか、「ヘー!」なのか、「コリャ!」なのか。
 なんでもいいのだが、一瞬、考えていないということを考えてしまったわけだ。



 自分の撮ったものがカレンダーになっている。
 「ちょっと待ってプレイバック」
 信じられるまで。
 だんだん意識がはっきりして、言語でものを考えられるようになってきた。
 一つ一つ言葉で考えないと理解できないような年齢になってしまった、ということのようである。
 ツーと言えばカーにはならない。
 「ツー」といえば「2つ」で、「カー」といえば「車」になる。
 だいたいに、自分の撮ったものがプリント化されるということが、分かりづらかった。

 ポケットデジカメを手にしてから、膨大な写真を撮っている。
 また、マルチ機能の安物のプリンタを購入してから、これも膨大なスキャンをしている。
 プリンタなどにめったに使ったことがない。
 1回として写真を出力したことがない。
 プリンタを買ったときオマケで写真紙が付いてくるが、これ使ったことがない。
 コピーもほとんど使わない。
 使っているのはもっぱらスキャナー機能のみ。
 よって、ときどき必要になってコピーをしようとすると、やり方を忘れてマニュアルを読み直すことになる。
 1年以上たっているが、カラーインクはまだ一度も交換したことがない。
 黒インクもやっと3本目だ。



 写真、データをパソコンに取り込んでメモっておくのだが、置き場所はパソコンではなく、グーグルのメモリ。
 ファイル管理というのが面倒でしかたがない。
 自分のパソコンにあるのは、個人帳簿と簡単にメモ書きしている日記のみ。
 これはプライベートなものなので、他人に覗かせるわけにはいかない。
 これを除いて、あとはすべてインターネット上のメモリにおいている。
 「自由にお読みください、でもコメントは不可です」、といったところ。
 「このサイト、過激につき注意!」、という無言のただしがきがつくが。
 他人の意見などは不要。
 十分、自己満足している



 そんなわけで、えらい数のネットサイトを保有している。
 単純に言えば、フォルダーの数だけ持っているといってもいい。
 フォルダーに合わせて、パスワードも変えている。
 今回はこれ、この内容ではコレ、といった風に。
 作ったときはその気で作るが、一時たつと熱がさめ、老脳が反逆する。
 となれば、もちろん少したつとアドレスもわからず、そのとき使ったパスワードも忘れてしまってしまう。
 よって、二度とアクセスできなくなることもある。
 忘れてしまうのは、その程度のものとあきらめている。
 もちろん、アドレスとかパスワ-ドは日記に記録してある。
 よって、調べようと思えば調べられる。
 が、いったい何時何処に何を書いたかが分からなくなるので、探すのが面倒でやらないでいる。
つまりそれらのデータやメモは一瞬使って、あるいは記録して終わりというようなものである。
 インターネット先のメモリで永遠の眠りにつく、といったところである。
 まるで、データ・記録の棺桶を作っているようなものである。



 ときどき「削除されました」と書き込みされたサイトにであったり、「見つかりません」というのにあったり、「過去ログ」とかいう名称に出会うことがある。
 こういうのはきっと、永遠の眠りについた資料なのだろう。
 よってもしインターネットがアクセスできなくなると、すべての資料はパーになる。
 でもパソコンが壊れてパーになるよりかは被害が少ない。
 このパソコンは半年前に買い換えたが、前のは壊れて電源が入らない。
 よってハードデイスクに保存したデータはあることはあるが、取り出せない。
 ハードデイスクを引っこ抜いて、今使っているパソコンに入れればと思うが、この「dell」のパソコン、裏を開けると保証されないことになっているので、手出しができない。
 引越し時に重なったため、プリントアウトを忘れていたので、約1カ月半分の日記が消えてしまった。
 インターネット上なら、パソコンが壊れても、アドレスとパスワードさえあえば、新しいパソコンでアクセスできる。



 ネットサービスだが、ここはインフラ整備が遅れているので、メモリが高い。
 個人的にしか使わないので、一番レベルの低い契約内容にしている。
 その契約容量を超えると、アットいう間にスピードが落ちる。
 画像が多いのが特徴の写真サイトでは、もうほとんど動かなくなる。
 そういうときは、翌月のリニュー(更新)時までインターネットは使えないことになる。
 なにしろ、ニュースまで、「接続できませんでした」と出てくることもある。
 最近、強制的にインターネットに触れられなくなるのも、心身ともにいいことだと分かるようになってきている。
 キーボーッドばかり打っていないで、正しい生活をしなければと思うことがある。
 自分でできないときは、環境に強制させられるのが一番いい。




 話を戻そう。
 書き始めると、話がアッチコッチ飛び、きりがなくズラズラといくのが悪いクセ。
 ときどき戻さないといけない。
 どうも長くなりそうだ。

 そんなわけで、印刷物としての「野鳥と遊ぶ」がちょっと理解できなかったのだ。
 さて、ムスメがせっかくもすばらしく仕上げてくれたカレンダーをこのままにしてこくのはなんとも惜しい。
 何か、いい利用方法はないか?
 「そうだ、読者に贈ろう」
 クリスマスプレゼントだ。
 もちろん私は、まるでクリスチャンではないが。
 うん、「いいアイデアだ」。
 ニンマリするほどである。



 「続・野鳥と遊ぶ」には「読者になる」というどうでもいいような欄が引っ付いている。
 以前はなかったはずだが(「野鳥と遊ぶ」にはない)、どうもグーグルが勝手に作った最近のサービスのようである。
 写真綴り(folder)とあわせると、現時点で「21人」が登録されている。
 「21」、いい数字だ。
 21世紀、怪人21面相(グリコの犯人はいまだつかまっていないらしい)。
 このくらいなら自腹で、日ごろの感謝をこめて贈れるだろう。
 調べてみた。
 大丈夫、すべて地球人。
 それに日本人はいない。
 私は日本人に嫌われている。
 故国に背いた下賎なヤツとして。
 UFO人はいない、と思う。
 Post(郵便局)へもっていけば世界の各地に配送してくれる。




 だが、アドレスはついていない。
 らしい住所がかかれているのもあるが、肝心の番地がついていない。
 これでは住所不明で戻ってきてしまう。
 ということは、登録読者に贈るのは不可能である。
 しかたがない。
 とすれば、代案として「先着21名様に贈ります」ということになる。
 メールアドレスをつくり、21名が住所名前を書き込んだところで、このアドレスを消去してしまう、ということになる。
 ちなみに、「それ以外のものを書き込んだ場合、たとえばコメントなどを書き込んだ場合は失格となりますので注意してください」、と警告付きで。
 アイデアとしてはここまではよかった。
 先が続かない。

 発送するときの問題だ。
 プラスチック製の「カレンダー立て」と一緒におくるとなると、小包扱いになる。
 小包だと Post もっていかないといけない。
 テロ対策で差出人不明の小包は没収される。
 また、Postを通さずに小包を送ると、戻ってきてしまう。
 ということは、私の住所と名前を運転免許証で確認してから、はじめて受付が行われる。
 これでは、サイトの持つ「匿名性」が失われてしまう。



 個人サイトで匿名性が失われたら、誰もサイトを持たなくなる。
 なにも実名まで公開して、文章を書く必要などどこにもない。
 ニタリと笑っていれば日々は過ぎ去るのだ。
 もちろん、本名を使って書き込むのは個人の自由だ。
 でも、さほどに自分の名を売り込むことはない。
 ちょっとした書き込みをするのに、なにも本名などを使うこともない。
 サイトに書き込むというのは、いっときの気晴らし、ヒマつぶしにすぎない。
 書き込んだからといって、有名人を目指しているわけでもない。
 駅の伝言板を拡大したものだと思えばいい。
 インターネットなどは構えて使うものではない。
 マスクをかぶれば、裸踊りもするのである。
 お手軽に使える、というのが肝要点である。
 この、匿名性によってお手軽に使われることに価値を見出したのがグーグル。
 「本名不要」をベースにたくさんのアドレスを開いてもらい、ちまい駄文を集め、これを検索エンジンなるもので仮想分類して、あたかも価値がありそうに金メッキして見栄えよく並べたのがグーグル。
 捨てるしかない使い道のない文塊をピカピカのお金に生まれ変わらせたわけだ。
 「ゴミも積もれば金になる」



 そういえば、ミネルバ騒ぎが韓国であった。
 ミネルバが逮捕された。
 これ、まるで分からなかった。
 なぜ、個人がインターネットに書いたことで警察に捕まらねばならないのだろう。
 風俗的とか、特定の個人への誹謗中傷といった内容ではない。
 サイトに書いたことで世間を騒がしたという。
 そんな理由で逮捕できるのだろうか。
 サイトに書かれた内容で、世間が騒ぐのは世間の勝手だろう。
 サイトの内容ではなく、世間の常識レベルの問題だろう。
 世間の民意レベルの問題だろう。
 そう思うのだが。
 でも逮捕された。
 言論弾圧ということだろうか。
 案の定、ミネルバは裁判で無罪になった。
 当たり前の話である。
 ならなかったら、韓国に言論の自由はない、ということになる。
 その後、当局は届出制という法規制をやった。
 グーグルはこれに対して、その盲点をついて匿名性を確保した。
 民主主義という基盤の上では、地方役者の韓国はグーグルにしてやられた。
 でも独裁国家の中国や北朝鮮ではこうはいかない。
<文章を自由に書かすと、だんだん過激になってくるから、あまり書きたくないのだが>



 理屈はいろいろつけられるが、つまり匿名性でいきたいわけである。
 名前を明示せずできるから、インターネットに駄文や写真を載せているのである。
 もし、Post いって免許証と差出人の確認をされたら、匿名性の一角が崩れてしまう。
 これはサイト存続の重大問題である。
 回避する方法は。
 なくはないが、手間がかかりすぎる。
 お手軽にはいかないわけである。
 つまり、「読者にプレゼントを」といった虫のいいことを考えるべきではない、のだという結論になってし まった。
 実に残念。



 お詫びの一文を書かせていただきます。
 「読者の皆様へ、カレンダープレゼントはできません。
 ご容赦ください。」
 何しろ読者はみな外国人。
 もちろん日本語読めず。
 写真満載だから読者になってくれているようなもの。
 なら、このお詫びの一文に何の意味がある?
 個人の心理的問題に過ぎない、ということなのか。

 どうも、読者をおちょくっていないか!
 自己陶酔に陥っていないか!

 ここまで美しくできているカレンダーを死蔵してしまうのはもったいない。
 どうにかして読者にというのは、本当に考えたのである。
 アイデアを実行に移すには、常に大きなハードルが控えているということのようである。


 <つづく>


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韓国のインターネット規制(届出制)

朝鮮日報 記事入力 : 2010/01/19 15:59:28
外国人を悩ませるウェブサイト会員加入手続き(下)
「チョソン・ドットコム」の場合は?
http://www.chosunonline.com/news/20100119000057
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 この場合、会員加入を申請する外国人は、本人が直接信用情報機関へ出向き、身分証明書のコピーを提出して、実名の登録をしなければならない。
 個人情報であるため、「チョソン・ドットコム」が本人に代わって登録することもできない。
 外国人たちは、本人確認手続きに関する「最も不便な事項」として、身分証明書・運転免許証・パスポート・外国人登録証のコピーのうち1部を、ファクスまたは電子メールで送らなければならない、という点を挙げている。

 だが、ウェブサイトの管理者・運営者たちは、こうした手続きは避けて通れない、と話している。
 申請者の名前が実名かどうかを確認できない場合、仮名・偽名による他人への誹謗(ひぼう)中傷や名誉棄損、無責任なコメントの書き込み、根拠のないうわさ話の書き込みなど、さまざまな弊害が起こるのを防ぐ手段がない、というわけだ。
 また、外国人の加入手続きだけを簡素化すれば、韓国人が外国人に成りすまして会員加入し、無責任なコメントを書き込むなどの恐れもある。

 このため、「チョソン・ドットコム」では、韓国人であれ外国人であれ、まず会員加入をしなければ、100字コメントやコミュニティー、ブログ、討論コーナーなどに書き込みができないようにしている。
 根拠のないうわさ話の書き込みによって、狂牛病(牛海綿状脳症〈BSE〉)に対する恐怖心をあおり、米国産牛肉の輸入に反対するろうそくデモへとつながった前例があることを考えれば、外国人の本人確認手続きも避けられない。

 現行法上では、外国人の本人確認のための手続きを勝手に変更することもできない。
 放送通信委員会は、1日のアクセスが10万件を超えるウェブサイトに対し、「限定的本人確認制度」を適用し、実名が確認された会員にのみ、コメントの書き込みやファイルのアップロードなどができるよう制限している。
 また、当局はウェブサイトを対象に、本人確認システムがきちんと実施されているかどうかを点検し、違反した場合には過料を徴収している。




韓国は「インターネット監視国」

記事入力 : 2010/03/13 09:43:25
韓国は「インターネット監視国」=国境なき記者団
http://www.chosunonline.com/news/20100313000016
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 国境なき記者団(RSF)が12日に発表した報告書で、韓国は「インターネット監視国」に分類された。
 一般人のインターネット使用が厳しく制限される北朝鮮や中国、ミャンマーなど「インターネットの敵」よりは低いレベルだが、インターネットの統制レベルが表現の自由を侵害するほど高いという意味だ。
 RSFが「インターネットの監視なき世界のための日」に合わせて発表した報告書『ウェブ2.0対統制2.0』で挙げられたインターネット監視国は、計11カ国だ。

 RSFは韓国を監視国に含めた理由について、
 「厳格な法による、かなり具体的な政府の制限によりインターネット利用者の匿名性が侵害されており、利用者の自己検閲が著しい」
 と説明した。
 RSFはまた、
 「韓国は最先端技術を誇る国として全国民の90%がインターネットを使用する。
 しかし、政府は誤った情報の拡散に対する懸念のため、インターネットニュースを検閲するための多様な手段を動員している」
 と説明した。

 インターネット検閲を強化するための方法としては、掲示板を設置する際に本人確認の手続きを経るよう規定した情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律44条5項、他人の名誉を棄損する情報をインターネットに掲載しないよう規定した同法44条7 項などを挙げた。

 韓国以外のインターネット監視国には、児童ポルノ・犯罪・麻薬などに関連するサイトにインターネット使用者が閉鎖処置を取ることができるオーストラリア、反政府ブロガーなどを随時逮捕、起訴するロシア、軍部および少数民族についての書き込みを強力に検閲するトルコのほか、バーレーン、ベラルーシ、エリトリア、マレーシア、スリランカ、タイ、アラブ首長国連邦が含まれた。

 インターネットがかなり厳しく制限されている「インターネットの敵」には北朝鮮をはじめ、サウジアラビア、ミャンマー、中国、キューバ、エジプト、イラン、ウズベキスタン、シリア、チュニジア、トルクメニスタン、ベトナムの12カ国が選ばれた。
 報告書は全世界のインターネット関連拘禁者120人のうち72人を占める中国を、「世界最大のインターネットユーザー監獄」と非難した。




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