2009年6月28日日曜日

ラブラドール遺産ウオーク その4


● No.6 案内ポール


● No.7 案内ポール


● No.8 案内ポール



 No.6 へ向かう遊歩道に「5300」という数字がペイントされている。
 No.1 のところでは「4300」とありましたので、ここで1,000m(1キロ)歩いてきたことになります。



 左側の車道はマラソンコースで進行方向が往き、手前方向がゴールへ向かうことに、あと4キロほどになる。
 遊歩道にはあと10日(6月24日現在)にせまったGCマラソンにむけて、最終調整段階に入ったのか、平日なのにたくさんの人が走っていた。



 「5300」という数字があるならスタートの「0」があるはずです。
 それはどこかというと、ゴールドコースト橋のたもと付近になります。
 この遊歩道はゴールドコースト橋からランドエンド橋までの約6.5キロの長さをもつ散歩道になっています。
 この間、信号はキャラバンパークの取り付け道路に入るほとんど交通量のない交差点1カ所という、実に恵まれたコースです。
 両橋のたもとがループコースになって、ぐるりと折り返せるため、往復13キロのまさに絶好のランニング場所であり、週末にはすれ違うジョガーにはこと欠きません。
 がしかし、現在はブロードウオーター駐車場を公園に再開発する工事が行われており、いまのところ「1400」とういう標識で折り返さなければなりません。
 つまり、現在は往復10キロほどの短いコースになっているというわけですが、それでも10キロをほぼノンストップで走れるコースというのは珍しい。

 でも走るのに最高の場所はなんと言ってもビーチでしょう。
 ザ・スピッツというところからサウス・ノビーというところまでの約15キロ。
 往復30kmを、本当にたった1つの信号もなく走れます。
 ちなみにサウス・ノビーとは昨年までのGCマラソンの南の折り返し地点でもあります。
 ここは丘が張り出していて、道もビーチも遮断されており、いわば南はここまでしかいけない、といったところです。

(注:なを、今年はコースをそこから一度、ゴールドコースト・ハイウエイに持ち出し、それからもう一度海沿いに入れるという離れ技をやって、バーリーヘッズというところで折り返す形になっています。幹線道路の交通規制からいうとちょっと考えにくいコースですので、バーレーヘッズ地区からの強い要望でもあったのでしょうか。「その1」のコース案内を参照してください。ハーフマラソンは旧来と同じです。)

 それに、ビーチは裸足でも走れるほどにクッションがいい。
 実際に裸足で走ったことがある。
 実に気持ちがいい。
 ビーチで30キロ走れたとしても、衝撃の強いコンクリート・アスファルトコースを走れるとは限らないが、トレーニングコースとしてはその風景からして最高の場所と言えます。
 でも道路の方が反発があって、足が軽く上がるため疲労度が少ないということも確かなようです。

 先に挙げた新聞の切り抜きにGCマラソンの前日の土曜日に「モーニングラン」という」のがあるそうです。
 「ビーチ沿いを約3キロ 1時間かけて有森祐子さんと走る」とあります。
 有森裕子はこのマラソンの顔ですので、毎年やっているイベントのようです。
 3キロ1時間ならウオーキングより遅い。
 なにも走ることもない、ということになる。
 私でもこれくらいならなんとかなるかな、といったところです。

 いま再開発をしている駐車場は以前にGCマラソンのゴールになっていたところ。
 工事が始まったため使用できず、昨年今年とゴール地点はとなりのアンザックパークに変更になっています。
 再開発は今年中で完成すると思われますので、来年は新たにできるパークの駐車場(写真 stage-1 の左の駐車場)をゴールにするのではないかと思われます。
 見物する者にとっても、そちらのほうがぐっと面白いでしょう。
 再開発の写真を載せておきます。


● 完成予想図

 写真の真ん中にグーンと突き出ている棒状のものが桟橋。
 フェリーの発着所にもなり、フェリーを交通手段にすることもできるようになります。
 現在この街、急速な発展をとげてしまった中央部の交通渋滞緩和のための一策としてフェリーの大々的活用が遡上にあがっています。


● 工事進捗情況[2009/06]

 ちなみにブリスベンでは「キャットフェリー」と名づけられたフェリーが絶え間なく運航しています。
 例えば市内から離れたところにあるクイーンズランド大学にはこのフェリーを使ったほうが車よりもすこぶる早く行くことができます。
 もし、ブリスベンへ行かれたときは、このフェリーを利用してみてはいかがですか。
 日本領事館前の桟橋から出ており、クイーンズランド大学まで往復で5ドルほど。



 往復チケットを買って、終点で降りずにそのまま乗っていれば出発点に戻ってきて、ブリスベン川のクルーズが格安で楽しめることになります。
 安い割りにしては絶品のおすすめの観光コースです。

 
 話が大幅にそれましたので、元に戻します。


● No.6 [Early fishing life]

 ちょっと光の具合が悪く写真がボヤーっとしていますが、この辺は昔、魚やカキがよく獲れて、漁師に家がたちならび魚はブリスベンへ出荷されたという内容です。
 もちろん、いまはその姿も形もなく、日本でいうマンションが続々建設中です。


● 1945年 地元の人のとった魚
  1930年代 陸揚げされた魚はトラックに積み込まれてブリスベンの魚市場に運ばれていく


 つぎのNo.7までは422mで少しありますが、続けて載せます。


● No.7 [Oysters]

 これも写真が悪い。
 天気は晴天にして実にすばらしいのだが、どうもそういうときは写真は逆になってしまうようだ。
 写真機の知識は疎いので「バカチョン、ワタシにも写せます」でシャッターを切っているので、お許しを。

 抄訳しておきます。

「南東クインズランドの海岸に住んでいたアボリジニーたちは、しばしばモートン湾のカキ(牡蠣)を食卓で楽しんだ。
 19世紀の終わりころ、カキ養殖があたらしい移住者によって盛んとなった。
 モートン湾から得たカキをもとにブリスベン郊外のあちこちで養殖された。
 それは盛況であったが、1880年にクインズランド政府は養殖の場所を限定する声明を出し、正規の養殖か、あるいは家族的なもののみが許可されることになった。
 1930年代に養殖が行われていた南サウスブローク島には店も学校もなかった。
 子どもたちはボートで対岸の学校に通っていた。
 ときにしばしば子どもたちはカヌーを使い、自力で内海を横断した。
 
”それは、おどろくべき距離である。
 しかし、子どもたちはそれをやった。
 彼らはホリウエルに着き、そこからスクールバスにピックアップされて、ラブラドールの先生一人の学校に通った。
 Lilly Levinge"



● 1940年代 ラブラドールの学校にかよっていた子どもたち。


 No.7の前になかなかデザイン的なベンチがあった。
 といってもデザインとしてはシンプル。
 このシンプルさが、なんともいい。
 というより、屋根がついているからかもしれない。
 柱と屋根のバランスがいい。
 屋根カーブが微妙にいいのかもしれない。




● 屋根つきベンチ

 このあたりのベンチに腰掛けて内海をみるのも楽しい。
 写真のように水上スキーをやっていたり、休日ならパラセーリングも見物できる。
 スピードボートが急カーブを切って、観客からの悲鳴が聴こえたりする。


● 水上スキー


● 座ったままの水上スキー


● カヌー

 水上スポーツのパラダイスである。
 水上飛行機も離発着している。
 そういえば最近は「紅の豚」をみかけないが飛んでいるのだろうか。



 そのベンチの一つの脇にNo.8が立っている。


● ランナー、No.8、ベンチ


● No.8の案内ポールとその横のベンチ


● No.8 [Woodlands Boadings House]

 抄訳で。
「ジョン・ビーサムとその妻マリオンは1883年に、以前に購入してあった土地に「ウッドランド・ボーデイング・ハウス」をオープンした。
 地域の打ち合わせや、会合、結婚式の式場などに利用された。
 1887年にはホテルとなった。
 桟橋がつくられ、南ストラドブローク島からはカッターが、ブリスベンからは小型の蒸気船が発着した。
 1893年にこのホテルは終業し、個人の住宅となった。
 1910年には解体され、この木材はサウスポートの「セルムスフォード・ゲストハウス」の建設に使用された。」


● 1883年から1910年の「ウッドランド」



 野鳥余話 [home]


_