2009年6月25日木曜日

ラブラドール遺産ウオーク その2


● No.1 案内ポール


● No.2 案内ポール



 ペリカンシーフードから南へ2,3分のところに桟橋(ポンツーン)がある。
 その斜め向かいにNo.1が立っている。


● No.1  [The Grand Hotel at Deepwater Point]

 タイトルは「The Grand Hotel at Deepwater Point(デープウオーター・ポイントのグランドホテル)」で、ジョン・ホールとその息子たちによって設計され、1886年に開業し、1975年に火事で消失したとあります。


● 上:1901年、下:1928年、古き時代のGrand Hotel

 なを現在、その場所には鉄骨&コンクリートのあらたなグランドホテルがハイライズのアパートメントの一部として建築開業されています。
 デープウオーターポイントとはこのあたりの地名です。


● 新グランドホテル(上層部はアパートメント)


● 新グランドホテル玄関


 ここからみるサーファーズパラダイスの風景。


● サーファーズパラダイスのハイライズ群

 右側はマラソンコースになり、ここからゴールまであと3キロほど。
 足は動かず、歩きたいという衝動をこらえて、心に鞭打つ場所になります。


 桟橋にはフェリーがやってきました。
 このフェリーは南ストラドブローク島という太平洋と内海を区切っている砂島まで釣り客を運んでいます。



 その横にはボート・ランプがあり自家用ボートを引き上げています。
 この作業、実に簡単。



 車の後ろに牽引された下の写真のようなボートキャリヤーを、バックさせて半分水の中に入れます。
 そこに浮いているボートの先端をあわせ、
ボートの舳先にキャリアーに取り付けられたウインチから出ているフックをかける。
 そして、ウインチのハンドルでワイヤーをキリキリと巻き取っていくと、あれよあれよという間にボートがキャリーに載せられてしまいます。
 ちなみに巻き取る力も女性で十分なほどに軽いです。
 でもあまり軽いと危険なので、少しギアを重くしてありますが。
 うまく載ったら、数箇所で止めて固定し、後は車を出すだけである。


● ボートキリヤー

 このランプの横では名物ペリカンが泳いでいる。
 この姿をみると、優雅さからいって陸のクイーンはキリンですが、なら海の女王はというと、やはりこのペリカンということになるのではないかと思います。



 反対側は駐車場。
 そこの高いところにペリカンが。



 はじめてここにきて、この風景をみたとき、この街の街灯はペリカンの像を飾ってデザインしているのだな、と思いました。
 が、それが突然、飛びだしたときは、ビックリ仰天。
 本物のペリカンだ!。
 ペリカンとは水の上ではなく、街灯の上で休むものであると知って驚き。
 知識を改めることができました。




 ちょっと戻って、ペリカン・シーフード店の横へ。
 ここのNo.2が立っている。


● No.2 [The Grand Tavern]

 内容は、1975年に消失した後、「The Grand Tavern:グランド・タバーン」がつくられ、1987年に取り壊された。
 その後、幾多の経過を経て2001年に「Deepwater Point Apartments」として、旧グランドホテルの敷地に新しい建物が完成した、とあります。
 ということは、現在の新グランドホテルは若干位置が移動しているということになります。


● The Grand Tavern の航空写真 1976年

 ちなみにここで「Tavern:タバーン」とは居酒屋・馬券場・パチンコ屋を合わせ兼ねたような大人の娯楽施設。
 ビールやワインを飲み、食事をし、競馬にお金を賭け、ポーキーというゲームマシンを楽しむところです。


● ナチュラル・プールとペリカン

 案内ポールの前はナチュラル・プール。
 ペリカンが泳ぎ、人も泳いでおり、子供が水浴びしている。
 構造はプール部分の砂を回りに積み上げただけのもの。
 よって、日時が過ぎると砂山が崩れて平らになるので、時おりサンドポンプが入り、底にたまった砂を浚ってはぐるりに積み上げている。



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