2009年9月6日日曜日

「エッセンス・オブ・ジャパン」和太鼓 天くう




●  和太鼓グループ 天くう



 Essence of Japan:エッセンス・オブ・ジャパン

 平たく言うと「ニッポン祭り」。
 日本語本が2,500冊おいてある図書館の隣にあるコミニュテイー・センター。
 

 日本食品店においてあったパンフレットにはタイムテーブルも載っていたが、時間の都合で残念ながら前半しか見られなかった。



 古本を4冊買って、たこ焼きをほおばりながら、オープニングを待つ。
 まずは、司会の方のご挨拶から。



 最初の出し物は「Japanese Drum :和太鼓」
 以前、見学したときは確かシドニーに本拠地をおく「TaikOz」だったと思ったが、今日は「天くう」。
 タイムテーブルには「from Japan」とある。

 太鼓を携えて日本からやってきたということになる。
 ちょっとインターネットで検索してみた。
 「和太鼓グループ 天くう」というのが正式な名称のようである。

和太鼓グループ天くう
http://tenku.chu.jp/

 報告!!オーストラリアで演奏披露!
オーストラリア・ゴールドコーストで催される『マルチカルチャーフェスティバル2008』で演奏しました。
現地での演奏の様子をごらんいただけます。⇒


 昨年、この地にやってきている。
 ということは、これで2度目の来豪ということだろうか。
 もうちょっと、検索してみる。

 プロフィールから。

 「天くう」は、愛知県瀬戸市を本拠地とするボランテイアの和太鼓チームです。
 東海地域における祭り、パーテー、国際イベントなど様々な社会的・文化的イベントの場で幅広く活動しております。
 天くうの特徴である親しみやすくカジュアルな雰囲気を大事にしつつ、技の向上に励んでいます。
 
 1999年7月、メンバー4人でスタートした天くうは、当初経験も少なく太鼓も1台しかありませんでした。
 しかし、やる気だけは十分ありました。
 一年後には、イギリス・ウインチェスターにおいてミレニアム祝賀祭で演奏するなど経験をつみ、備品も徐々に充実させることができました。

 また、2005年の愛知万博では前夜祭をはじめ6度にわたり演奏を披露する機会に恵まれました。
 メンバーの数も順調に増え、いまでは10代から60代までの老若男女22名となりました。

 最近では伊勢神宮など年間25ケ所で演奏を行っています。

 今後さらなる発展と拡大を目指し、日々まい進している天くう。
 われわれと遭遇した際には、ぜひお気軽にお声をかけてください。」

 グループ代表 ジョン・スノウ John Snow


 なんとなんとイギリス人率いる和太鼓グループだったのである。
 一番上の左から2番目のハチマキをしている方、欧米人のようで、もしかしたらこの方がリーダーのMr.Snowなのかもしれない。
 何でイギリス人が和太鼓のリーダーをやっているのか、パズルである。
 まあ、想像からいうと瀬戸焼を学ぶために愛知にやってきて、そこで和太鼓に出会って、これは面白いとのめり込んでしまった、というストーリーになるのだが。

 ところで、「ボランテイアの和太鼓チーム」とある。
 ということはプロではない、アマチア。
 好きなやつが集まってグループを結成して叩いているということになるのだが。
 「ボランテイア」とはどういうシステムなのだろう。
 コンパクトにまとまっており、すばらしい演技、アマチアでここまでとは。





 その演奏ビデオがありましたので載せておきます。

海-1
http://www.youtube.com/watch?v=bxapm1rB5RQ

海-2
http://www.youtube.com/watch?v=QF9jsu9Z8W8&feature=related

太鼓ばやし
http://www.youtube.com/watch?v=FTGBhWZ5sqc


[◇ その後 ◇]

 天くう 練習-33
http://www.youtube.com/watch?v=dTnWdKlAApE

 
 なを、インターネットで見ていたら「和太鼓ユニット 天空」という集団もあるようです。



 出し物の2番目が空手。
 キリッツとくるのが、キッズの集団空手の型。

 

 そして板割り。
 みんな一回で割れたが、5番目だったかの子、割れない。
 2度目、割れない。
 3度目、割れた。
 「割れた」と大はしゃぎ。
 観客席にむかって、パフォーマンス、これがイケてた。
 そして「
痛テー」。
 この言葉が大うけであった。
 


 下は蹴り割り。



 面白くないのが大人の空手。
 空手というのは、非常に危険なスポーツ。
 よって確か「止め打ち」にする。
 つまり、コブシが相手の体に届く寸前で止めるという打ち方をする。
 よって、外からみると型をみているようで、勝負の緊迫感がない。
 極真空手はボデイなら打っていいが、これは見ていて怖い。
 テコンドーは止め打ちではないため、グローブと防具をつけてやる。



 となると空手では、見て面白いのは板割りくらいなものになってしまう。
 そういえば、以前に
マルチカルチャーフェスティバルで石割りをやった。
 丸い石にタオルを巻いて、これを床におき、コブシで割るのである。
 実際、割れた。
 石が割れたのである。
 いくら練習で鍛えられたからといって、石を割るのである。
 「イテー」どころではないはずだが。
 手は大丈夫だったのだろうか、心配になったことがある。



 <つづく>



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